誘導尋問的カウンセリング・・・ 2019.01.10Raw's Guest ほんとはRawの特徴②について書こうと思っていたのですが、 今日のGuestは今日のうちに書いた方が熱が入るので、 本日のRaw’s Guest! 2ヶ月前に左の写真のウルフカットにしたのですが、 今日は長さはキープして前髪を短くするか、 ばっさりカットするか迷っているとのこと・・・ 自分では決められないお客様なので、あ〜でもない、こ〜でもないとカウンセリングしました。 ヘアスタイルはいろいろな切り口で考える! ヘアスタイルを迷っている時ってどうすればいいのかわからなくなりますよね・・・ 今日の流れで言うと、 客:「長めで三つ編みも気に入ってるけど、ショートにもしたい!」 僕:「久しぶりに長いから、長いのもいいかもしれないですね!」 客:「でも長いのは自分らしくない気もする・・・」 (ショートもしてたので抵抗はない) (ちょっとカウンセリングが迷走しそうなので切り口を変えてみる) 僕:「この冬や春はどんな洋服着ます?」 客:「タートルとかスカートとか着ますね!」 (アパレル店員なので洋服切り口に変更!) 僕:「ボリュームニットにボリュームスカートだったら断然、ショートが可愛いですよね!」 客:「ですよね!」 (ここで同調を得られたのであとはメリット、デメリットなどを確認) 客:「ショートでいきます!」 と言う流れになりました。 (ほんとは他にも話したのですが割愛・・・) そして出来たヘアスタイルがこちら! 伸びた前髪はそのままシースルーで活かし、ばっさりイメチェン! えり足が真上に生えていてかなり浮きやすいのですが、うまく収まりました。 カラーは明るいとギャルっぽくなりそうなので、オレンジ味を抑えたグレージュに。 カット中は、 客:「不安率80%・・・」 なんて言っていたのですが、最後には 客:「私、ショート一番似合う人かも!」 って180度違う人格になっていました。笑 Raw Standard Cut的考察をしてみる・・・ お客様にはわからない単語が乱発します。笑 今日のこのヘアスタイル。 これだけばっさりカットしたのですが、毛量調整のカットはほとんど入っていません。 プロセス的には、 【ウエット】 ベースカット→セニングシザーで全体にエンズセニング 【ドライ】 アンダーセクションをディスコネ→耳周りに平面裁断→シザーでエンズセニング オーバーセクションにシザーでエンズセニング→スライドセニング という工程。 インナーセニングは全く入れてません。 毛質がちょっと硬めで毛量もやや多いので、シザーでのエンズセニングだと馴染ますのが大変(時間的、仕上がり的)。 なのでウエット状態でセニングシザーでエンズの方が時間も仕上がりも良いのです。 そして毛量の溜まりやすい後頭部と耳周りはディスコネで切ってしまっているので、 インナーセニングがいらなくなります。 (伸びたことも考慮して切り込むのはちょっとだけ) インナーセニングを入れないのは毛質的に馴染づらくパサつきやすいから。 そこでスライドセニングで質感調整しています。 ちなみにこの内容は4月から開催予定の Raw Standard Cut 3rd STEPで行う内容です!笑笑 是非、ご興味のある方はご連絡くださいね! と最後はゴリゴリの宣伝で終わりにします・・・ Share RSS Pin it Raw's Guestコメント: 0 なぜすきバサミを使ってないんだろう? お客様に求められることを学ぶのもいいよね・・・
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