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〜セルフカラーについて①〜なんでセルフカラーは痛んでしまうの?

「カットはまだ大丈夫なんだけど、白髪が気になる・・・」

そんな時に次の美容室までの繋ぎで使われることが多いセルフカラー。

今回はそんな『セルフカラー(ホームカラー)』についてraw hairの考えをお伝えしていきたいと思います!

セルフカラーのメリットは?

なんといっても一番のメリットは“気軽さ”ですよね。

お客様に聞いていると、大体2週間〜3週間くらいで白髪が気になってくる方が多いみたいなんですが、

そのタイミングで毎回、美容室でカラーをするとなると、時間やお金のコストがかかってしまう・・・

そんな時にお家で気軽にカラーができる!のが一番のメリットだと思います。

ただし、メリットを遙かに上回るデメリットがあります・・・

気軽にできるセルフカラー。しかしその気軽さとは裏腹に、大きなデメリットもございます・・・

まず1番のデメリットは『ダメージ』です。

市販のカラー剤は、美容室で取り扱っているカラー剤と比べて、かなり強めの薬剤になっています。

なぜかというと、

①どんな髪質の方が使うかわからないので、染まりにくい髪質に合わせた薬剤の強さになっている。

美容室で染める場合、染まりやすい髪質には薬剤を弱めたり、染まりにくい髪質には薬剤を強めたりして調整しています。

しかしセルフカラーの場合、様々な髪質の方が使うことを想定しているため、染まりにくい髪質の方に合わせた薬剤の強さになっています。

そうでないと、染まりにくい髪質の方が使用した時に、

「このカラー剤、染まり悪いな・・・」

となってしまい=失敗になってしまうからです。

なので特に髪が細い方やエイジングにより髪質に変化がみられる方には大きなダメージになってしまいます・・・

②セルフカラーは、カラー剤の塗る量を調整できないので、薄塗りでもしっかり染まるように薬剤が強くなっている。

まず大前提として『カラーの染まり具合は、塗る量と比例する』っていうのがあります。

たくさん塗るとしっかり染まり、薄く塗ると染まりが悪くなります。

ただ自分でカラーする場合に均一にムラなく塗るのって難しいですよね・・・

そこで薄塗りでもしっかり染まるように、薬剤を強く作ってあります。

そして市販のカラー剤でよくある『泡カラー』

美容室でカラーをする時に泡カラーで染められた方っていないと思います。

美容師は染まりづらいところは塗る量を多くしたり、染まりやすいところは塗る量を少なくしたりして、染まり具合を調整します。

なので美容室のカラー剤ってクリーム状になっていて、塗る量の調整がしやすくなっているんですね。

ただクリーム状って自分で均一に塗るには難しい・・・

そこで生まれたのが『泡カラー』です。

泡カラーだと伸びもよく、泡が消えた時に“薄くまんべんなく塗れているようになっています。

ここで問題なのが、“薄く”という部分です。

カラー剤は塗る量が薄いと染まりが悪くなるはず・・・

それでもしっかりと染まるように薬剤を強く作ってあります!

髪の状態に合わせて、薬剤の強さを調整できない・・・

ここまでで、『市販のカラー剤はダメージが大きい』ことがご理解できたかな?と思います。

あとは、②でお話しした塗る量もそうなんですが、美容師は『お客様の髪のダメージに合わせて薬剤の強さ』を調整しています。

根元から伸びてきた地毛の部分にはしっかり染まる強めの薬剤を使用し、ダメージのある毛先の部分は弱い薬剤を使用するなど、

ひとりのお客様の中でも細かく設定して薬剤を調合しています。

しかし市販のカラー剤はすべて強めのカラー剤。それをダメージのある毛先まで塗ったりすると、著しくダメージが進行します。

泡カラーではどうしても毛先までついてしまうので、その傾向が顕著です。

なので、市販のカラー剤を使用し続けていると、髪が細くなり、ダメージがどんどん進行していってしまいます・・・

 

今回は『なんでセルフカラーは痛んでしまうの?』について書かせて頂きました!

次回以降でもセルフカラーについて、客観的にご説明していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!

 

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