『自分に似合うヘアスタイル』の見つけ方
今回はお客様から良く聞かれる、
『自分に似合うヘアスタイル』
について、Raw的な観点からご説明させて頂きます!
自分に似合うヘアスタイルはない!?
結論から言いますと『自分に似合うヘアスタイル』なんてないと思っています!
(またそんな裏をかいたような意見を・・・)
と思われるかもしれませんが、本当にそう考えています。
シャンプーについてのお話と似ているんですが、
お客様はきっと、
「今よりもっと自分に似合うヘアスタイルがあるんじゃないか?」
「もっともっと素敵になりたい!」
というような「もっともっと!」という気持ちがあるんだと思います。
でもヘアスタイルって不変的なものではありません。
時代の変化・年齢の変化・生活の変化・季節の変化・・・
などなどの様々な変化によって『今、一番いいヘアスタイル』っていうのは変わってきます。
昔、流行っていても今は誰もやっていないヘアスタイルっていっぱいありますよね。
評価基準自体が変わっていくヘアスタイルにおいて、
『自分に似合うヘアスタイル』っていうのは、ひとつではない!ってことなんです。
顔型・頭の形・ファッション性なんかも気にしない!?
これはちょっと暴走気味ですが(笑)、あまり気にしすぎない方がいいと思っています。
よく「面長の人はこう」とか「丸顔の人はやめた方がいい」なんていうのありますよね?
これもあくまで『平均的によく見せる』ための理論であって、保守的な似合わせ理論なんです。
なので、その人の個性を活かした似合わせではありません。
頭の形や髪質なんかもそうです。
よく美容師から見て、「この髪質はショートは難しいな・・・」とか「この人は前髪は似合わなそうだな・・・」なんてことがあります。
ただお客様とよく相談をして思い切ってカットしてみた結果、「周りからすごく評判が良かった!」なんてことも多々ありました。
(逆にイマイチだったことも、もちろんあります・・・)
この辺りは担当美容師との信頼関係などによりますが、正直なところ似合うのか、似合わないのかは
『やってみないとわからない!』
というのが本音なんです。
責任は『美容師50%・お客様50%』でチャレンジしましょう!
今までやったことのないヘアスタイルにチャレンジする時、
「失敗したらどうしよう・・・」っていう心配がありますよね。
誰が見ても、「絶対似合わない!」とか「まったく自分でセット出来ない!」というのは美容師側の責任ですが、
これらの『最低限の失敗』はしない範囲で、新しいヘアスタイルにチャレンジしてもらうのが大事だと思っています!
よくカウンセリングをしていると、美容師から「絶対大丈夫ですよ!」「絶対似合いますよ!」とかの
『絶対大丈夫!』という言葉が欲しいんだろうな〜と感じることがあります。
この『絶対大丈夫!』というのは美容師側が100%責任を負う言葉であり、
これを言う以上は未知へのチェレンジはなかなか出来ず、保守的な似合わせで終わってしまいます・・・
ただ先述したように、最終的にはやってみないとわかりません!
なのでよくカウンセリングした上で『美容師50%・お客様50%』の共犯関係で(笑)
一緒にチャレンジさせて頂けると嬉しいと思います!
やってみたいヘアスタイルにどんどんチャレンジしましょう!
「今まで前髪を作ったことがないけど、作ったらどうだろう?」
「ショートカットにしたことないけど、やってみたいな・・・」
なんてヘアスタイルがある時は、是非、チャレンジしてみましょう!
当然、評判がイマイチなんてこともあると思います・・・
ただもの凄く評判がいい時もあります!
そのもの凄く評判がいい時は『自分に似合うヘアスタイル』の幅がひとつ、増えたことになりませんか?
そんなトライ&エラーを繰り返しながら、時代や年齢などの変化も楽しみながら、
その時その時の『自分に似合うヘアスタイル』を楽しんでいくのがいいと思います!
次回は【美容師に“おまかせ”はオススメしない!?】について書きますので、お楽しみに!
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